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2014年08月02日

腹腔鏡下手術から急遽、開腹手術へ 〜 胆嚢摘出手術4

今日は、胆石症における胆嚢除去手術の手術日。
腹腔鏡は高難易度の手術ではないので、予定時間は1時間。
何もないことを祈るだけだった。

手術室はとても明るかった 〜 胆嚢摘出手術4

手術は全身麻酔。
11時開始で、12時終了予定。
その日は、朝から落ち着かなかったが、体調は万全。

AM 10:00

嫁や家族が来た。

「胆嚢を取ったら、家族にはその内臓と胆石を見せてくれるはずだから、その写真を撮っておいて」

とだけ頼んでおいた。

手術室には、別に必要はないが車椅子で移動。
普段は入れないバックヤードを抜け、家族と一緒にエレベータへ。
緊張する。

手術室の前に来た。
入口はすりガラスで、中は見えない。

ここで家族とはお別れだ。
まだ、1歳の娘に 「行ってくるよ」 とあいさつする。
こういう時はやはり子供を優先してしまう。

子供は、嫁に抱かれていつも通りだ。
何もわからないのだろう。


AM 10:55

家族と別れ、看護師に車椅子を引かれ手術室手前の待機場のようなところに通された。
待機場には先客が一人いた。

別の看護師が挨拶してくる。
自分の手術室はどこだろう?
広すぎて分からない。
何か会話したがよく覚えていない。

看護師 「では、第10手術室に向かいます。」

少なくとも10以上手術室はあるようだ。
さすが大病院。
車椅子がさらにひかれ、ついに手術室に向かう。

オープンスペースのようなとても広い手術室だった。
人がたくさんいた。
天井がとても高く、明るい。
中央に自分が寝るベッドがあった。
両腕を置く台があり、高級なリクライニングシートの様に見えた。

あの光景は一生忘れないだろう。

何かあったらこれで終わりなのかなという悲観的な考えと、まあすぐ終わるだろうとの楽観的な考えが交差する。
でもそんなことを考えている間もないほどにすぐさま、中央のベッドに寝かされた。
両腕を所定の位置に置かれる。
麻酔医が腕に薬を入れてくる。
冷たいような何とも言えない感覚が襲う。

右上に時計が見えた。


AM 11:00だ。

時間通り。
麻酔医 「ひとーつ、ふたーちゅ、… 、ななーつ。 はい落ちた。」

とは言わないが、腕がちょっと冷たくなったと思ったらもう意識はなくなった。
全身麻酔で落ちるのは一瞬だった。
本当に一瞬だったので、何も考えることはなかった。

走馬灯もなく、即暗転。
終了。

………


麻酔医 「はい、起きてください。」

何か頬を叩かれる感覚。
目が覚めた。
一番先に目に入ったのが時計。
時間は?


PM 3:40

えっ?
3時過ぎてるよ。
何があった。
と一瞬思ったが、全身がとても痛く、次にとても寒い感覚が襲った。

おそらく、以下の言葉を第一声に言ったと思う。
「痛いよ〜。寒いよ〜。」

この言葉を発した後、歯がガチガチとなり全身震えたことは覚えている。
すぐさま、何か温かいものを足にくるまれ、痛め止めの点滴を入れられたようだった。

それからの意識はまた飛んでおり、良く覚えていない。
気付いたら集中治療室のようなところに運ばれていた。

二人部屋で、手術をした人が一日だけ入れられる部屋とのことだった。

この時には、もう寒気はなくなり逆に体は熱くなっていた。
床ずれしないように体位をしょっちゅう変えさせられた。
ただ、痛いだけで手術後の一日は終わった。

母親が一日付き添いでいてくれた。
タオルなどで額の汗などを拭いたりしてくれた。
とても感謝する。
こういう時、母親にとっては、自分はいつまでたっても子供のままなのだなと思う。


AM 6:00

朝になった。
まだ、痛い。
本当に痛かった。
何か考える余裕もないほど痛かった。

でも隣の人は、手術後だというのにペラペラしゃべっていて元気だった。
どうやら腹腔鏡下における手術だったらしい。
腹腔鏡の手術はこんなにもダメージはないのかと思うほど元気だった。
事実、次の日の朝には自分でベッドから起き上がり歩いて別の病室に移動していた。

自分は、腹腔鏡下手術から急遽、開腹手術になったということを後で聞かされた。

だから、4時間半もかかる大手術になった。
胆嚢の入り口に胆石がへばりついており、また胆管がぼろぼろだったので、再形成術が行われたらしい。
一部、腸も一緒に取ったと言っていた。

どちらにしても開腹手術はとても痛い。
開腹した傷は20センチにも及んでいた。
腹腔鏡で空けた穴に沿って、開腹しているのでとても大きな傷になっているようだった。

胆嚢摘出術の跡

胆嚢摘出手術5に続く。

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posted by 夢 at 00:52 | Comment(2) | TrackBack(0) | 胆嚢摘出手術
この記事へのコメント
いつも参考にさせていただいております。
手術大変でしたね。
無事でなによりです。
また市振で釣りができるくらい回復してください。
Posted by さすらいエギンガープラスα at 2014年08月29日 23:21
コメントありがとうございます。
手術の予後がいろいろ大変でなかなか釣りにも行けず、更新できないでいました。
釣りができるころには、新潟の旬も終わってしまいそうです。
今年は釣りは自重しないといけませんね。

市振は最近行っていないですがいい釣り場ですね。快気祝いは市振かな…。
Posted by 夢 at 2014年09月07日 02:40
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